MBTIのINFP(仲介者タイプ)とは?どんな性格?強み・弱み・仕事・生活・人間関係・友人関係・好き嫌い・恋愛の傾向などすべてを解説!【MBTI診断】【16Personalities】

性格診断テスト、MBTI(Myers-Briggs-Type Indicator)のINFP(仲介者タイプ)とは?
INFP(仲介者タイプ)の人の性格・気質を徹底解剖!
強み・弱み・仕事・生活・人間関係・友人関係・好き嫌い・恋愛の傾向など各項目に分けて詳細に解説していきます。

Neon

本ブログを運営しているNeonです!実際に経験してきたことや、現在挑戦中のことについて発信しています!

簡単な経歴とプロフィール

  • 20代後半女子
  • 前職はECサイト運営業務に携わる
  • 転職回数は2回
  • スポーツ女子(スポーツ関連と教育学を大学で専攻)
  • WEBライター・駆け出しWEBデザイナー
もくじ

MBTIのINFP(仲介者タイプ)とは?

INFP(仲介者タイプ)の人たちは、どんな性格なのでしょうか?

深掘りしていきましょう。

本記事は2つの書籍を参考にしています

◼︎MBTIとは?

心理学者ユングの理論をもとに開発され、世界的に広まっている性格診断テストのひとつ、MBTI(Myers-Briggs-Type Indicator)
性格タイプは全部で16タイプあり、4つの指標のうち、対極にあるどちらに引っ張られやすいのかを診断テストで慎重に見ることで、自身の性格タイプを知ることができます。

そんなMBTIは、ネットで簡単に行えるために現在世界各国でよく用いられている性格診断テストです。最近では日本でも流行しており、MBTI診断テストを受ける人が増えているようです。

MBTIって?もっと詳しく知りたい!という方は、下記記事も併せてチェックしてみてくださいね。

INFP(仲介者タイプ)の性格

INFP(仲介者タイプ)は、理想主義な“子ども心を持った大人”と例えられるでしょう。

創造的で想像力に富み、白日夢(夢のような意識状態が覚醒時にも現れることをいうが、単なる空想よりは現実性を帯びたもの)に没頭。文章・音楽といった芸術面でそうした考えを発揮し、周囲の人々に対して深い感情的な反応を示すことでしょう。

こう言うと現実性のないことばかりを考える“夢見がちな人”と思われそうですが、INFPが“現実的”でないわけではありません。自分の世界に入り込み、考えに耽っていることもしばしばで、一見すると物静かで控えめな印象を受けますが、生き生きとした情熱的な内面を持っています

INFPの人たちは、自身の確固たる信念を持っていたり、独特の価値観を持っていたり、独自の世界観を強く持っていたりします。このように、純粋な意志と強い芯を持って自身の信条に基づき行動します

そんなINFPの人たちは、全人口の4%程度しかいない少数派。誤解されやすいかもしれません。実際に、自分自身もそう感じてしまって、時には孤立することも。しかし、INFPの人たちは思いやりの心があり、偏見を持たずに他人の話を聞き、共感的な態度で人と接することができる柔軟性も持っています。親しい人といる時には気楽な雰囲気を作り、調和を大切にします。誰かが自分に心を開いてくれたり、慰めを求めてきたりすると、その人の助けになれることを嬉しく思います。

性格・気質という面で言うと、感受性が鋭くて思いやりがあり、他人に感情移入しやすいタイプで、物事を客観的に見るのはやや苦手タイプです。また、信頼しているわずかな人たち、そして自身の中で価値があると思う目的にのみ集中する傾向があり、一度にたくさんのことをこなすのはあまり得意ではないでしょう。

才能面でいえば、自己表現の才能があります。これはINFP最大の特徴と言っても過言ではありません。INFPの人たちは、直接的な表現よりも比喩表現を好むアーティスト気質で、文章や音楽、ダンスなどを通して自己表現することに長けており、創造的な仕事に向いていると言われています。想像の世界を通して、自分自身の内面や世界における自分の位置を探求することができます。ただし、自分の人生の目的を見つけるまでは、あちこちフラフラして方向音痴になってしまったり、行き詰まったりしがち。自身のビジョンを達成するために何にでも幅広く興味をもっていて、知識も豊富なことが多いので、やりたいことを見つけたときには、キラキラ輝き始めます。

参考①『16Personalities』サイト
参考②『【中古】MBTIへのいざない ユングの「タイプ論」の日常への応用 /JPP/ロジャ-・R.ペアマン(単行本)
参考③『16タイプ別 性格BOOK 本当のあなたの探し方・育て方 [ キム・ソナ ]

INFP(仲介者タイプ)を指向する人たち
  • アニメ『美女と野獣』- ベル
  • シェイクスピア

この人たちはINFP(仲介者タイプ)のことが気になる!

INFPのことがついつい気になってしまう人たちがいます。

INFPタイプは一見すると余裕があるようにも見え、世間知らずに見えることがあります。

そのため、しっかりしているタイプであるESTJ(幹部タイプ)やENTJ(指揮官タイプ)からすると、INFPがどこか頼りなく、世話を焼きたくなってしまいます

実際にるESTJ(幹部タイプ)もENTJ(指揮官タイプ)も、なんだかんだ文句を言いながら、INFPタイプの面倒を見たり、引っ張ってくれるでしょう。

INFP(仲介者タイプ)を表すキーワード

#温厚 #おとなしい #柔和 #無口 #顔にはあまり出さない #意地 #純粋 #高潔 #控えめ #調和を重視 #共感的 #寛容 #優しい #内省的 #心を隠す #臨機応変 #枠にはまらない #価値観を大切にしている #自我 #人を大切にする #ソウルメイト #裏表がないことを好む・考えに一貫性を持ちたい #他人の力になりたい #人の心を読むのが得意・人の本音を知るのが得意 #繊細 #敏感 #悩みやすい #感情移入しやすい #平和主義 #好き嫌いハッキリ #感性 #芸術肌 #思慮深い #創造性 #リアクションが薄い #内側に秘めた様々な感情 #独自性 #自己表現力 #文章表現が上手で言語能力が高い #1点集中 #計画的に進めるのは苦手 #不器用 #自己肯定感低め #理想主義 #現実から目を背けがち #独自の世界観 #夢想 #ロマンス

INFP(仲介者タイプ)の見分け方って?

INFP(仲介者タイプ)はどう見分ける?

INFP(仲介者タイプ)の見分け方について、ご紹介していきますので、下記を参考にしてみてください。

Neon

MBTIタイプは4つのアルファベットで表されます。
簡単に見分けるには、このアルファベットの意味を理解することが第一歩。

INFP(仲介者タイプ)は外向型or内向型?

出典:SNAPSHOT

INFP(仲介者タイプ)は、内向型(I)です。

つまり、上記のような特徴を持っているということになります。

INFP(仲介者タイプ)は感覚型or直観型?

出典:SNAPSHOT

INFP(仲介者タイプ)は、直観型(N)です。

つまり、上記のような特徴を持っているということになります。

INFP(仲介者タイプ)は思考型or感情型?

INFP(仲介者タイプ)は、感情型(F)です。

つまり、上記のような特徴を持っているということになります。

INFP(仲介者タイプ)は判断型or知覚型?

INFP(仲介者タイプ)は、知覚型(P)です。

つまり、上記のような特徴を持っているということになります。

INFP(仲介者タイプ)の心理機能は?

INFP(仲介者タイプ)の各心理機能は何でしょうか?

主機能・補助機能・第三機能・劣勢機能それぞれを見ていきます。

MBTIでは、その人の性格の根幹となるもの(本人も理解している性格)主機能と、その主機能を補佐しているけれど自分自身ではなかなか気づいていない補助機能・第三機能、その人が無意識的に最も使用しない心理機能が劣勢機能です。

心理機能って?
詳しくは下記記事でチェック!

INFP(仲介者タイプ)の主機能

INFP(仲介者タイプ)が主機能として使用しているのは、内向的感情(Fi)です。

INFP(仲介者タイプ)の補助機能

INFP(仲介者タイプ)が補助機能として使用しているのは、外向的直観(Ne)です。

INFP(仲介者タイプ)の第三機能

INFP(仲介者タイプ)が第三機能として使用しているのは、内向的感覚(Si)です。

INFP(仲介者タイプ)の劣勢機能

INFP(仲介者タイプ)の劣勢機能は、外交的思考(Te)です。

INFP(仲介者タイプ)の強み

  • 独創性がある
  • 協調性がある(受容力が高い)
  • 芸術肌
  • 調和を大切にし、雰囲気作りに寄与する
  • その場の空気に流されず自身の価値観を見つめる
  • 柔軟性がある

INFP(仲介者タイプ)の人たちは、自分自身の価値観をとても大切にしています

内向(I:Introversion)タイプかつ直観(N:Intuition)タイプなので、内省しながら持ち前のひらめき力で何か新しい、斬新な考えを思いつくことが。

自身の価値観や感情は、自らが持つセンスで音楽や文章、絵画など芸術的な部分で表現したりします。

INFPの人たちが芸術肌で独創性があると言われるのは、こういった気質があるから。

そしてもうひとつ、INFPの強みといえば、控えめであり相手に敬意を持って接することができるところでしょう。

まずは相手を受け入れて、居心地がいいようにするためにエネルギーを費やすことができるので、周囲からは面倒見が良くていい人と映ることが多いでしょう。

もっと強みを知りたい!という方はこちらがオススメ

INFP(仲介者タイプ)の弱み

  • 断れない
  • 溜め込みやすい
  • 悩みやすい

喜怒哀楽がハッキリしていて感情豊かなタイプではありますが、誰か(相手など)に自分の気持ちを進んで表現することはあまりありません。そのため、控えめで物静かな人と思われていることがほとんどです。

さらには、あまり自分の気持ちを共有しないため、協調性が高くなんでも受け入れてくれる人と思われがち。だからか気づけばいつも誰かから仕事を頼まれていたり…。時には過度な要求をされているのにも関わらず、拒否できずに受け入れてしまうところが。

聞かれれば答えますが、自身の気持ちを他の人に進んで話したりしないので、他のどのタイプよりも悩んだり苦しんだりしやすく、溜め込みやすい性格タイプです。

自己分析をするなら
この本がオススメ!

楽天ブックス
¥1,540 (2022/11/13 00:00時点 | 楽天市場調べ)

INFP(仲介者タイプ)と仕事

INFP(仲介者タイプ)は、完璧主義だけど怠け者という気質を持っています。そのため、完璧にできないだろうという理由でなかなか始められないこともあるでしょう。

また、プロフェッショナルな環境を好む傾向にあり、人の役に立ちたい、誰かを助けたいと言う気持ちが強いです。お金にならなくても、したいことをするのが、INFP(仲介者タイプ)のモットー。自分にとって意味のあることこそが世界で1番重要と考えます。

たとえ周りから「コツコツ頑張ってみたら?」「資格を取ってみたら?」「社会的に成功するように頑張れ」などと言われても、聞き流すでしょう。趣味活動のように働きたいと思うタイプです。

さて、INFP(仲介者タイプ)に向いている職業には、どんなものがあるのでしょうか?さっそく見ていきましょう。

INFP(仲介者タイプ)が惹かれやすい職業と惹かれない職業

性格タイプごとに、惹かれやすい職業と惹かれない職業があります。性格が違うのだから、当たり前といえば当たり前ですよね。

そもそも、INFPはどんな性格だったか、覚えていますか?

INFP(仲介者タイプ)は創造的で想像力に富み、白日夢(夢のような意識状態が覚醒時にも現れることをいうが、単なる空想よりは現実性を帯びたもの)に没頭します。文章・音楽といった芸術面で、そうした考えを発揮し周囲の人々に対して深い感情的な反応を示します。

才能面でいえば、自己表現力が高いです。これはINFP最大の特徴と言っても過言ではありません。

INFPの人たちは直接的な表現よりも比喩表現を好むアーティスト気質で、文章や音楽、ダンスなどを通して自己表現することに長けており、創造的な仕事に向いていると言われています。

創造の世界を通して、自分自身の内面や世界における自分の位置を探求。ただし、自分の人生の目的を見つけるまでは、あちこちフラフラして方向音痴になってしまったり、行き詰まったりしがち。自身のビジョンを達成するために何にでも幅広く興味をもっていて、知識も豊富なことが多いので、やりたいことを見つけたときには、キラキラ輝き始めます

また、INFPの人たちは洞察力があって人の気持ちに敏感なうえ、相手に敬意を持って接します。相手を受け入れ、親身になれるINFPの人たちは、周囲の人たちが居心地がいいと感じられるようにエネルギーを費やすことができます。さらには、人の役に立ちたい、誰かを助けたいと言う気持ちが強いので、人に関わる仕事も向いていると言えます。

では、INFP(仲介者タイプ)が惹かれやすい職業と惹かれない職業は何なのか、分けて見ていきましょう。
※同じMBTIタイプでも、全員が同じ性格なわけではありません。全ての人に必ず当てはまるというものではありませんので、参考程度にご確認ください。

惹かれやすい職業

芸術家・作家・ライター

◼︎向いている職業・おすすめの職業
芸術家・作家・ライター・コピーライター・WEBデザイナー・通訳者・翻訳者・記者・各種カウンセラー・教職員・ソーシャルワーカー・理学療法士・作業療法士・臨床心理士・学芸員・司書・心理学者・社会学者・外交官・設計士など

惹かれない職業

エンジニア

◼︎あまり向かない職業・避けたほうが良い職業
営業職・警察官・裁判官・弁護士・パフォーマー(大人数の観客の前に出るような職業)など

INFP(仲介者タイプ)の仕事上での得意不得意

仕事上での得意なこと
  1. 他者を気遣うこと
  2. 関連づけて考えること
  3. ビジネスについて理解すること
仕事上での苦手なこと
  1. 管理すること
  2. 問題の対処
  3. 周りをインスパイアすること

参考①『MBTIへのいざない ユングの「タイプ論」の日常への応用 /JPP/ロジャ-・R.ペアマン

INFP(仲介者タイプ)の生活

INFP(仲介者タイプ)は、知覚型(P)です。そのため、計画を立てるよりもその場で物事を決め、時には「これは別に今じゃなくていいや」と後回しにしたりもします。

一見すると、INFP(仲介者タイプ)の人たちはおとなしく見えるのですが、常に内省していることもあり、自分だけの思いや考えに耽ることも多く、頭の中は常に大忙し

直観型(N)ということもあり、さまざまなことと関連づけて考える傾向があるために、次から次へと想像が膨らんでいきます。こうしてさまざまなことを考えていると「電車を乗り過ごした!」なんてこともよく起こります。

次から次へといろんな考えが浮かんでくるINFP(仲介者タイプ)の人たちは、考えることが多すぎてまとまらず、夜は眠れないことも多いでしょう。深夜に1人の時間を楽しんでは、朝になっても起きられず、睡眠不足になりがち。16タイプの中で最も憂鬱になりやすいタイプです。

何事も無理をせず、ゆっくりとあらがわない生き方が向いています

INFP(仲介者タイプ)のコミュニケーション

INFP(仲介者タイプ)のコミュニケーションの取り方をみていきましょう。

最初の話に戻ると、MBTIは4つの指標の対極にある2つの指向のどちらに引っ張られやすいかで、タイプを分類しています。

INFPは、内向(I:Introversion)・直観(N:Intuition)・感情(F:Feeling)・知覚的態度(P:Perceiving)という気質をもつ性格タイプです。

当たり前かもしれませんが、その人がどんな指向かによって、コミュニケーションの取り方が異なります。

まずは4つの指標・2つの指向ごとに異なるコミュニケーションの取り方を見ていきます。

4つの指標・2つの指向ごとに異なるコミュニケーションの取り方
心的エネルギーの源と方向
  1. 外向(E:Extraversion)周囲に求め、周囲と関わろうとする
  2. 内向(I:Introversion):周囲から取り入れ、内省しようとする
心的エネルギーの源と方向
  1. 感覚(S:Sens-ing):今起きていることから得られるデータに焦点を当て、実際的なことや現実から情報を得ようとする
  2. 直観(N:Intuition):可能性やこれから先のことから得られる考えやパターンに焦点を当て、抽象的なことや理論的などの情報を得ようとする
情報の認知方法(ものの味方)
  1. 思考(T:Think-ing):分析したり批判しながら論証に基づいて判断する
  2. 感情(F:Feeling):人を肯定しながら価値観や人間関係に基づいて判断する
自分たちの外の世界に対する接し方(外界への接し方)
  1. 判断的態度(J:Judging):分析に基づいた結果であっても、価値観に基づいた結果であっても、いずれにしても、結論づけ行動しようとする
  2. 知覚的態度(P:Perceiving):今ここに意識が向いていようが、これからのことのイメージに意識が向いていようが、いずれにしても、臨機応変にその場の流れに沿うようにしようとする

つまり、INFPタイプのコミュニケーションの取り方を簡単に示すと下記のようになります。

  • 周囲から取り入れ、内省しようとする
  • 可能性やこれから先のことから得られる考えやパターンに焦点を当て、抽象的なことや理論的などの情報を得ようとする
  • 人を肯定しながら価値観や人間関係に基づいて判断する
  • 今ここに意識が向いていようが、これからのことのイメージに意識が向いていようが、いずれにしても、臨機応変にその場の流れに沿うようにしようとする

INFP(仲介者タイプ)が支持する情報とその表現方法

何か具体的な形にするときに影響を受けたり、参考にしたりする情報は何なのか。そしてそれをどう人に伝えたり表現するのかを見ていきます。

関心を向けやすい情報

INFP(仲介者タイプ)が関心を向けやすい情報は、“自分の価値観を反映している情報”です。

INFP(仲介者タイプ)は、自身の確固たる信念や独特の価値観を持っていて、自身の内側から溢れる純粋な意志と強い芯を持って自身の信条に基づき行動しています。そのため、“自分の価値観を反映している情報”に関心が向きやすいです。

モットー・経験から学んだ教訓

INFP(仲介者タイプ)は、根っからの内省家です。

そのため、状況についてじっくりと自分自身で考え、人の調和や斬新な考えが促進されるのです。

よく使う表現方法

INFP(仲介者タイプ)は、相手に敬意を示しながら話します

また、柔軟性のある知覚型(P)なので、型とらわれずに複雑な考えを明確にしたり表現したりします

参考①『MBTIへのいざない ユングの「タイプ論」の日常への応用 /JPP/ロジャ-・R.ペアマン

この本もオススメ

INFP(仲介者タイプ)のコミュニケーションにおける明確化の仕方

コミュニケーションをとるにあたって、自分自身がふだんどんな反応をしがちなのか…?を明確に理解すると、他者が表現することに対して、焦点がブレずに済みます。

自分自身のコミュニケーションパターンを知ると、聞き上手になれるということ。

このコミニケーションパターンがわかれば、他人の発言に対して不必要で正しくない投影をすることもなくなります。

では、INFP(仲介者タイプ)のコミュニケーションにおける明確化の仕方を見ていきましょう。

通常のスタイル

内省します。人当たりも良く、会話や状況の調和を取るような発言をするため、柔軟な人というふうに周囲の人の目には映ります。

明確化のスタイル

直観型(N)ということもあり、会話をもっと大きな文脈に結びつけようとするなど、もっと大きな枠組みで意味を捉えようとします

立て直しのためのヒント

個人的な意味を排除し、事実に沿った情報を捉え、今置かれている状況を検討する必要があります。

参考①『MBTIへのいざない ユングの「タイプ論」の日常への応用 /JPP/ロジャ-・R.ペアマン

この本もオススメ

INFP(仲介者タイプ)の人間関係

注目されるのを嫌い、前に出て引っ張っていくのも苦手です。

人の前では興味のない顔をしていても、頭の中では楽しい想像を繰り広げており、自分だけの世界があります。 歳をとっても少年少女のようなところがあり、感受性豊か。 また、一生純粋さを失いたくないとも思っています。

自分の信念と一致することにはとても積極的になります。その自分の信念を守るためなら1人ででも行動。

一見するとおとなしそうに見えますが、実は意固地。

自分が意味があると思えることに対しては命をかけるほどにエネルギーを注ぐこともあります。

参考①『16タイプ別 性格BOOK 本当のあなたの探し方・育て方 [ キム・ソナ ]

INFP(仲介者タイプ)の好む人間関係

16タイプそれぞれ、“どんな人間関係を好むのか”はもちろん違います。

各タイプが“どんな人を信頼するのか” “人に対してどう誠実さを表現するのか”をご紹介していきます。

信頼すること

INFP(仲介者タイプ)は、 外向的直感(Ne)を伴った内向的感情(Fi)タイプ。人と状況に対する個人的なひらめきを信頼します。

誠実さの表現方法

INFP(仲介者タイプ)は内省家。 思いや考えをじっくり考えてまとめ、誠実さを表現します。

他意のない言動

危害を及ぼすかもしれないことを避けるために、情報を共有しないことがあります。そんなときは、他意のない言動なので(わざと教えない・意地悪して教えないというわけではない)、周りの人はそれを理解する必要があるでしょう。

参考①『MBTIへのいざない ユングの「タイプ論」の日常への応用 /JPP/ロジャ-・R.ペアマン

INFP(仲介者タイプ)が偏見・先入観・嫌悪感・動揺を覚えるとき

偏見や先入観を持って人と接するのはあまり良くないことですが、誰しもそのようなことは起こり得ます。

ここでは、INFP(仲介者タイプ)が偏見・先入観・嫌悪感・動揺を覚えるときについてご紹介します。

偏見

INFP(仲介者タイプ)は知覚型(P)を指向しています。 柔軟に考え、実行に移したいタイプ。型通りに物事を考えるということは「新しい観点を見逃してしまったり、限られた情報しか入ってこないのでは?」と考えます。そのため、型にはまった考えは、良い課題解決にはなり得ないと思ってしまいます

先入観

INFP(仲介者タイプ)はもともと、平和主義者なところがあり、 対立し議論をするよりも調和を保つことが大切だと思っています。 グループ単位で考えるよりは、一人ひとりが内省し考える方が、より効果的であると考えます。

嫌悪感や動揺を覚えるとき

人間関係を重視していることや、繊細なところがあるため「思いやりに欠ける」と言われるなど、人間関係のあり方を疑われたときに嫌悪感や動揺を覚えます。また、自分の動機が疑われたり、怒りっぽい人と思われることにも嫌悪感や動揺を覚えます。

参考①『MBTIへのいざない ユングの「タイプ論」の日常への応用 /JPP/ロジャ-・R.ペアマン

INFP(仲介者タイプ)の尊重の仕方

コミュニケーションにおいて、相手を尊重することは大切なことですよね。

ここでは、INFP(仲介者タイプ)が尊重されていると感じるときはどんなときなのか、INFP(仲介者タイプ)自身の尊重の仕方はどうなのか、そして異なるタイプの人を尊重するために学ぶべきことは何なのかをご紹介します。

尊重されていると感じるとき

INFP(仲介者タイプ) は、努力が個人的な意味を持つ、捧げものとして認められるときに尊重されていると感じます。

つまり、自身の努力が他者から認められたときに尊重されていると感じるということですね。

尊重の表現方法

INFP(仲介者タイプ)は、 自分の気持ちを書き記したり、電話をかけたり、贈り物をしたりして尊重を表現します。

異なるタイプを尊重するために学ぶべきこと

INFP(仲介者タイプ)は、 直観(N)・感情(F)を指向しているということもあり、本人も苦手としているであろう、具体的かつ論理的、そして批評的な分析が問題解決にはとても重要であるという事を学ばなければならないでしょう。

これらを学んだとき、自分とは異なる価値観を持つ人を尊重したコミュニケーションが取れるようになるはずです。

参考①『MBTIへのいざない ユングの「タイプ論」の日常への応用 /JPP/ロジャ-・R.ペアマン

INFP(仲介者タイプ)の友人関係

INFP(仲介者タイプ)は、1人の時間が必要なタイプです。ただし、孤独も苦手。相手に必要とされ受け入れられている、好かれていることを切望していますが、本当の自分以外の誰かになりすますことも嫌います。そして、注目を浴びることを嫌いますが、誰かの目に入っていないということは嫌だと感じます

友達作りは得意ではなく、狭く深く付き合うのが向いていて、長く一緒にいられる親友がいればオッケー。信念、思想、価値観がはっきりしていますが、親しい人や信頼できる人でなければ、自分の考え(心のうち)を話しません。ただし、気の置ける友人と一緒にいることで、不安から解放され、本当に大切なことに集中することができます。

そんなINFP(仲介者タイプ)は、共感力に長けており、友人の悩み相談には真摯になって対応します。良き相談相手となるでしょう。ただし、自分の考えを言うことで相手を傷つけ、嫌な思いをさせると思ったら、何も言わずに黙っています。悩みやすい性格ということもあり、1人で悶々とすることもしばしば。

また、INFP(仲介者タイプ)は、友人から天然とよく言われたり、純粋で世間知らずの面もあったりと、日常生活がおぼつかないところも。そして、友人の前では戦闘力ゼロ。怒らないけれど、すねることがあります

仲良くなってもINFP(仲介者タイプ)はどこか謎めいたところのある人ですが、友人たちと充実した時間を過ごすことは大好きで、例えあまり言葉や行動にしなくても、1人でいるときにでも、友人のことは常に大切に思っています。

INFP(仲介者タイプ)の好き嫌い

好奇心旺盛で、さまざまなことに興味を持ちます。そして、興味のあることに突っ走り、さまざまなことに挑戦します。しかし、途中でやめてもあまり気にしません。何かをするときは、それが必要だからという理由で始めるのではなく、純粋に好きだから・気になるからと言う理由でします。

感受性が強く独創性があり、芸術家気質なため、自由奔放さと才能、そして芸術的感覚を持っており、趣味や仕事にもそれを活かしていることでしょう。作業の時は、マニュアル通りに進めたり決まり事に沿って仕事をするような事務作業は苦手(嫌い)です。

感情が豊かで共感能力があるINFP(仲介者タイプ)は、よく感傷的になりますが、自分だけの“悲しいときのプレイリスト”を持っていたりと、悲しい歌を聴きいて泣いたりもします。

感性豊かなため、展示会に行ったり、映画を見たり、作家の講演会に行ったりするのが好きで、そう言ったところからもインスピレーションを得ます。

また、居心地の良いレストランで気の合う友人と芸術を語るときに幸せを感じます。

例えば、写真が趣味だとすれば、こだわりが強いこともあって、納得のいく写真が取れるまで写真を撮り続けるところがあります。

INFP(仲介者タイプ)の恋愛傾向

INFP(仲介者タイプ)は、理想主義者ということもあり、ロマンチックな恋愛を望んでいます。また、理想の相手について明確な基準を持っているため、相手にも自分の理想を求めてしまいがち。さらには自己犠牲タイプではないので、歩み寄ると言うよりも相手を自分の理想に近づけたいと言う気持ちが強いです。

INFP(仲介者タイプ)は、恋愛に限らず、価値観が 合うかどうかを大切にし、精神的なつながりを重視します。相手が自分の思う通りの人であると信じており、そのせいで相手との葛藤が生まれることも…。

ただし、恥ずかしがり屋だけれど、恋人には自分の魅力を惜しみなく見せてくれるタイプです。

INFP(仲介者タイプ)がストレスを感じるとどうなる?

  • イライラする(怒りっぽくなる)
  • 疑い深くなる
  • 無責任になってしまう

自身の価値観を大切にしたり、どのタイプよりも悩むことが多いINFPの人たちなので、溜め込みすぎるとそれがストレスとなってイライラしたり、疑い深くなったりします

INFPの人たちは感情(F:Feeling)タイプなので、何かが起こった時にこの気質が前面に出てしまい、感情が爆発してしまうのでしょう。

また、ストレスを強く受けている場合には、自身の世界に閉じこもってしまい、全てを投げ出したくなってしまうことも。

そうならないためには、普段からストレスと上手く向き合い、付き合っていく必要があります。

ストレスをポジティブに考えるためには

INFP(仲介者タイプ)のストレス解消方法

INFP(仲介者タイプ)のストレス解消方法をランキング形式でご紹介します。

NF型(直観×感情)
  1. 哲学的 / 精神的内省
  2. 情緒のマネジメント
  3. 他者とのコンタクト
  4. じっくり考える時間をもつこと
  5. 身体を使ったアクティビティ

参考①『MBTIへのいざない ユングの「タイプ論」の日常への応用 /JPP/ロジャ-・R.ペアマン

おわりに

今回の記事では、MBTI(Myers-Briggs-Type Indicator)における、INFP(仲介者タイプ)の性格・気質詳細に解説しました。

強み・弱み・仕事・生活・人間関係・友人関係・好き嫌い・恋愛の傾向など、各項目に分けてご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか?

今後さらに深掘りしたり、他タイプと比較したり、MBTIについてどんどんご紹介していく予定です。

お楽しみに!

参考書籍はこちら

本ブログはSWELLを使用しています

よかったらシェアしていただけると嬉しいです!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

大学3年生の頃、レポートの延長線感覚でWEBライターにチャレンジ。
その楽しさにハマり、現在はサラリーマン兼副業WEBライターとして活動中。
本職では2021年4月からコンテンツマーケティング職へ転向。
マーケティングやデザインなど、さまざまな知見を深めるべく勉強中です。
1つ目のリンク🔗はポートフォリオ、2つ目のリンク🔗はnoteです。

もくじ